シニアの就活

シニアの就活

 

私が63歳の時でした。

37年間の小学校の教員生活、3年間のシニアの教室担当の職を終え、仕事から退く事になりました。

「これから先どうしよう」と、しばらく間、自問自答を繰り返していました。

「のんびりとした生活を送ろう」

「趣味をみつけ、趣味が生きがいの生活を送ろう」

「新しい仕事に就いて、働いての生活を送ろう」などと。

 

この先の生活の心配もありましたし、何よりまだ社会と繋がっていたいと思い、新しい仕事に就くことを決めて、求人に応募しました。

必要事項を打ち込み応募しました。

数日後、「応募ありがとうございます。もう決まってしまいましたので今回はご遠慮願います」との電話をいただきました。

「だめだったか、次を応募しよう」と、軽い気持ちでいました。

 

2回目に応募しました。前回と同じ結果でした。

「あれ、仕事ができないかもしれない」と、不安がよぎりました。

 

3回目は担当者に電話しました。

担当者が不在で、「戻ってきたら電話をします」との返事をいただき、電話を待っていましたが、かかってきませんでした。

 

「自分って必要とされていない。働きたいのに働けない。何がいけない」と、憤りを感じました。

 

4回目の求人に応募しました。

結果は2回目と同じでした。

働くことをあきらめました。

あきらめていても、「でも働きたい」という思いにかられ、あきらめきれず、スーパーの品出しの求人に応募しました。

やっと5回目に「履歴書を持って、来週来てください」との返事をいただき、面接にたどりつくことができました。

 

そこで、不思議心霊親神様に面接にのぞむ時の心づかいをお伺いし、教えていただきました。

 

「一からやります。学ばせてください、お教えくださいと低い心でのぞむこと。」

「相手のことを思い、感謝の心でのぞむこと。」等を教えていただきました。

 

その時、これまで4回失敗したのは、この心がなかったからだとようやく分かりました。

心のどこかで今まで培ってきた教員人生にたかをくくっていたのかもしれません。

 

「前職と真逆の仕事ですが、前職の何を生かしていきますか?」

「品物を並べる時に何を大切にしていきますか?」など、即答しずらいような質問でも不思議心霊親神様に教えていただいたことを思っていると不思議と考え込むことなく、返答することができました。

 

お陰様で合格することができました。

「事務所に来て下さい」との電話をいただいときは思わず「やったー」と心の中で叫んでしまいました。

この歳になってこんなに合格することがうれしいとは思ってもみませんでした。

もっと早く相談していれば、こんなに苦労することはなかったのにと後悔しました。

でも、この苦労があったからこそ、働くことへの感謝が倍増したのではないかと思います。

 

品出しの応募でしたが、検収(検品)の担当になりました。

20日間余りの研修を経て、新店舗で仕事を行うようになりました。

「これで、よろしいでしょうか」「どのようにすれば、よろしいでしょうか」と納品業者さんに尋ねてばかりいました。

以前の私でしたら、頭を下げることが苦手でしたので、この時点で仕事を辞めていたと思います。

不思議親神様に教えて頂いた「感謝」の心を常に心がけていると仕事への向き合う姿勢が変わってきました。

「初めてのことばかりで大変。

でも新しい発見があり、学びの連続。

お陰で自分自身を成長させていただける仕事」と、喜んで頑張ることができました。

 

不思議親神様に出会えていなかったら、どのような生活を送っていたのでしょうか。

感謝するということが足りない人生を送っていたと思います。

不思議親神様に感謝です。

ありがとうございます。

 

私と同じように仕事のことで悩まれている方は、ぜひ不思議親神様に相談してみてください。

運命を転換させていただけます。

私も辛く苦しい時は、不思議親神様に相談させていただきます。

 

(60代 男性)