妹の知的障害を通して

私の家族は、父親、母親、私、妹二人の5人家族です。

私の下の妹は知的障害者ですが、約10年ほど前に作業所にもいかず、夜中に急に暴れたり母親の首を絞めようとしたりしました。

母親はみんな一人で解決しようとしていて、最初母親は妹が暴れていることを内緒にしていたこともあり、私達は何も知りませんでした。その後、家庭内暴力がひどくなり、私達ではどうにもこうにも手が付けられなくなり、母は入院させるために119番に連絡するところを110番に連絡してしまうほどあわてていました。

 

入院後、母から聞いたところによると、妹は暴れたりするので、ベッドに縛られたり、強い薬や注射をさせられていたそうです。

10日ほどたってから面会できましたが、車いすに乗り、よだれをたらして目がすわり、生気もなく妹のあまりにも変わり果てた姿を見て大変ショックでした。

医者にも後遺症が残るかもしれないと診断されました。

どうすることも出来ず、困った私は不思議親神様にメールで相談し、お尋ねしたところ

 

・私達家族はバラバラ

・妹に対して無関心

・家族皆で解決しなければいけない

・本来なら長男(私)に色々災いが出る所を妹は我が家の犠牲者と、教えていただきました。

 

妹に向ける心がなく無関心だったことを悔い、面会の時は話をするように心がけたところ、面会のたびに元気な姿になり、「お兄ちゃんが来ると思った」と、妹から言われ、差し入れのおやつをおいしそうに食べる妹の姿を見て、嬉しくなったことを覚えています。

また、外泊の許可が出た時は、家族で花見に行きましたが、そういえば家族で出掛けることは今まであまりなかったなと思いました。

妹の入院で家族が一つになり、不思議親神様のご指導のおかげで、三ヶ月半ほどで退院することができ、手をやいていた家庭内暴力もおさまり、治療の薬も飲む必要もなくなり、妹は見違えるほど元気な姿にさせていただきました。

これもひとえに不思議親神様のおかげで、お医者さんや私達だけではどうすることも出来なかったと思います。

また、妹は将来的に困らないように、現在は施設にも入所(週末は帰宅)させていただくことが出来ました。

不思議親神様に教えていただいたことを守り、助けていただいた感謝を忘れずに生きていきたいと思います。

ありがとうごいました。

 

50代 男性