不登校、うつ病(統合失調症)を乗り越えて

私は高校3年生の頃に、うつ病(統合失調症)がきっかけで、不思議心霊親神様とご縁をさせて頂きました。

ある日突然、いつも通り手を洗っていたところ、すでに綺麗になっているはずの手を、何度洗っても汚いと感じるようになりました。

原因も分からないまま、症状は悪くなり、何時間も手を洗うことが増えていきました。

次第に学校へも行けなくなり、今までの自分とは違う感覚に戸惑うようになります。

そして更に、頭の中がモヤモヤし、悪いイメージでいっぱいになる症状も現れました。

当時は、殺人事件のニュースを見ると、犯人の名前、顔、事件現場の様子が強く印象に残ってしまい、悪いイメージとして頭の中をいっぱいにしてしまうため、目にしないように、耳からも聞こえないようにしていました。

こうした、自分にとって"嫌だ"と感じることが悪いイメージとなって頭の中に現れるのです。

そうなると、パニックになり、症状が落ち着くまで身動きがとれなくなります。

食事をしていても、口に入れる直前で頭の中がいっぱいになるとそこで動作が止まってしまいます。

動かそうと思えばできるのですが、更に悪いイメージでいっぱいになってしまうのが怖くて動かすことができませんでした。

また、突然この症状が現れるため、どんな時も何をするにも、怯えながら生活していました。

こんな精神状態が続くと自分の気持ちを抑えることができなくなり、両親や家族に暴言を吐き、泣きわめいたことがたくさんありました。

自分は生まれて来なければ良かったと、幼い頃の写真を破り、両親へなぜ私を産んだのだと悪態をついたこともありました。

こんな苦しい思いをするのなら、死んでしまいたいと何度も何度も考えました。

 

そんな時に、不思議心霊親神様とご縁を頂き、すがる思いでメール相談をしました。

不思議心霊親神様は「もう大丈夫ですよ」と温かく優しいお言葉をくださいました。

どうすることもできなかった私にとって「大丈夫」というお言葉はとても力強く、泣きながら「助けてください」とすがったことを今でも覚えています。

そして、不思議心霊親神様は、このように苦しまなければならない原因と、どのように変えていけば良いか、病気を治すための解決方法をひとつずつ教えてくださいました。

私は、前世で水に関する悪事を働いてきたのだそうです。

今世ではその罪を償わなければならないと教えて頂きました。

最初は、私自身はそんなことはしていないのになぜだろう?と素直に受け入れることが出来ませんでしたが、教えを頂くにつれて、前世で苦しめてきた方々へお詫びをさせて頂きたいという気持ちになっていきました。

病気も少し良くなっては、また元に戻りの繰り返しで、簡単な道のりではありませんでしたが、少しずつ手を洗う時間が短くなり、頭の中がいっぱいになることも落ち着いていきました。

そして、外出することがほとんど出来なかったのですが、母と買い物へ行けるようになり、友人と会うことも出来るようになりました。

また、アルバイトをしたいと思えるようにもなり、飲食店のオープニングスタッフの募集を見つけ、応募しました。

有り難いことに採用して頂き、研修がスタートしましたが、長い間家族以外の方と接することがなかったため、周りの方とのコミュニケーションの取り方が分からず、マネージャーに事情を話し数日で辞めることとなりました。

やはり自分にはまだ早かったのかな..と落ち込みましたが、数日後テレビでポスティングという、チラシを各家庭に配布をする仕事があることを知り、これだったら自分のペースで、あまり人と関わることなくできるかもと少し興味を持ちました。

すると、また数日後、自宅のポストに配布スタッフ募集の求人チラシが投函されていました。

恐る恐る、そちらの事務所へ電話をし、面接を経て、ポスティングの仕事をさせて頂けることとなりました。

これが私の社会復帰の第一歩でした。

ポスティングの仕事は、無理なくシフトも組んでくださり、自分のペースで始めることが出来ました。

また、思った以上に体力を使う仕事で、身体も元気にさせて頂きました。

不思議心霊親神様は、チラシを配布する時に、もっと外の景色や咲いている草花などを見て感動しなさいと教えてくださいました。

 

今思うと、友人と会えた時も、表情が引きつってしまい心から笑うことが出来ずにいましたが、不思議心霊親神様に教えて頂いたように、景色を眺めて「今日は良い天気で空も透き通っているな」とか「鮮やかな花が咲いていて、気分も明るくなるな」など感動することで、感情も豊かになっていき、少しずつ自然と笑顔が出る様になっていきました。

人とのコミュニケーションも苦手意識がいつの間にかなくなり、自然と話せる様になりました。

1年間のアルバイトを経て、正社員として仕事をさせて頂けることとなり、それがとても自信につながりました。

その後医療事務の資格を勉強し、現在は病院の事務の仕事に就かせて頂いています。

また、一昨年には結婚までもさせて頂きました。

 

もし、不思議親神様に出会っていなかったら、今のような毎日を送ることなど出来なかったと思います。

不思議親神様には心から感謝してもしきれません。

また、家族や支えてくださった皆様のお力のおかげでこうして元気に生きていられます。

病気を通して分かったことは、当たり前のことが当たり前にできることの有り難さです。

また、この経験をさせて頂いたからこそ、周りの方の悲しみや辛さに共感でき、少しでも寄り添うことが出来る様になった気がします。

これからも、感謝と原点を忘れずに一所懸命に生きていきたいと思います。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

( 30代 女性 )