この女性はお子さんを必死に探していました。
突然の事故で一緒に車に乗っていた子供を探しているのに
真っ暗で探すことができない、
子供と一緒じゃないと家に帰れない。
とおっしゃっていました。
この方はご自分が痛いとか、苦しいとかではなく、
とにかく一緒に車に乗っていた子供のことを心配して、
暗闇の中、必死に探していました。
亡くなったら何かを想うことも、考えることもなく、
苦しむこともなく、「無」になるのではなく、
交通事故で亡くなったこの女性のように
亡くなった時の想いがそのまま残っている方も
いらっしゃいます。
事故が起きたとき、同乗していた子供のことを
まず先に心配するのは生きているなら当然のことですが、
死んでも同じように我が子が無事かを心配するのです。
そして我が子と会えるまでずっと探し続けるのです。
この女性がお子さんを探せるように、明るくなるためには
生きている人が亡くなった方を「想う心」が必要で、
その「想い」が光になるそうです。
また、大勢の方がお亡くなりなった場所に建てる慰霊碑は、
亡くなった方々が大勢集まっていくそうです、
この女性のように離れ離れになった家族と再会できるかもしれない
大切な「目印」なのだそうです。
慰霊碑は石です、そのままでは亡くなった方々からしたら
暗いままなのだそうです、
そこに手を合わせてくれる人の「想い」が集まると
明るく照らされるのだそうです。
もし慰霊碑などを見かけたときは、
亡くなられた方々が自宅へ戻れるよう、
霊界で修行し、1日も早く生まれ変われるよう、
手を合わせて頂けたらと思います。