父の遺品(自転車)のお焚き上げ

 

父は11人兄弟の長男として産まれました。

7人の弟・妹は幼くして亡くなりました。

そして3人の弟・妹を見送り、長男としての役目を果たして93歳で旅立ちました。

大変な時代を生きた父は辛い事、苦しい事、悲しい事の連続だったそうです。

3回忌が終わった頃、父の遺品を整理したのですが、なかなか進みません。

父の大切にしていた物を捨ててしまうと父の存在がなくなってしまうと思ったからです。

 

そんな時、不思議親神様にお焚き上げをしていただく機会をいただき、お焚き上げをしていただいて、区切りをつけ整理しようと思いました。不思議親神様は物だけでなく父の苦しかった事、辛かった事、悲しかった事、その思いまでも引き取って下さいました。

 

人は死んでも生きていた時の思いはそのままあの世に持っていくそうです。ですから、苦しかった事や辛かった事や悲しかった事もそのままあの世に持っていくので死んだら楽になれるわけではないそうです。

 

あの世とは生まれ変わるための修行の場ですから、苦しい思いをかかえたままでは修行が出来ません。父が生きていた時の苦しみや辛さがない事を知り、私達は心から安心し、楽になりました。

お焚き上げをしていただくと亡くなった人の心(魂)は軽くなり、その軽くなった魂は来世へまでも続いていくのだそうです。

 

父の存在を感じていたくて遺品の整理が出来なかった私達でしたが、不思議親神様にお焚き上げをしていただいたお陰で、父はあの世で、私達はこの世で一歩前に進めたように思います。

これが不思議親神様のお焚き上げです。

お焚き上げをしていただいて、父だけでなく私達までも助けていただきました。