子どもは授かりものです。
生命の誕生は人間がどうすることもできません。
もし、人間の力でどうにかできるのならば、不妊や流産や病気で亡くなるということなどないのです。
命は何ものにも変えることのできない、最も尊いものなのです。
授かった命が何かしらの理由でこの世に生まれることができなかった水子さんは、真っ暗な所にいるのだそうです。
そして、そこは冷たく寒いそうです。そこから明るい所に行くのには、その子に心を向けることしかないのだそうです。
心を向けるとは、その子を想うこと、忘れないということです。
命を授かったということは、形がなくとも存在したということです。
それを決して忘れないでほしいと水子さん達は願っています。
そして名前をつけてほしいそうです。
名前を呼んでくれれば、いつも側にいられてうれしいと水子さんは言います。
中絶とは、子の命を殺すということです。
その事実は母親にこびりつきます。
忘れても、洗っても、決して消えることのないものがこびりつくのです。
しかし、自分の意志に反してどうすることもできずに中絶する場合もあります。
そんな時も事実を受けとめて反省し、供養していくしかないのです。
水子さん達が暗い寒い所から明るい温かい所に行けて成長し、生まれ変わるためには、たくさんの人の思いがなければ叶わないということを多くの人達に知ってもらいたい、これが不思議心霊親神様に教えていただいた水子さんの想いです。