小学生の娘を持つ母親です。
私には忘れられない出来事があります。
それは娘が5歳になる直前の朝のことです。
いつものように起床し、着替え、朝ご飯を食べる娘。
ところが、この日はいつもとどこか様子が違うのです。食事中、娘はいつもよりボーとしていることが多く、私の声掛けが多くなります。
そして気づくと、娘は無表情で食べ物を次から次へと口の中へ入れ込んでいるのです。
しかも飲み込もうとしないので、口の中は食べ物で一杯です。
「あっ、これはまずい。窒息してしまう」
私はすぐに娘の手を止め、口から食べ物を出しましたが、娘は無表情で、無反応。何度も何度も娘の名前を呼びましたが、娘の反応はありません。
私は怖くなり、パニックになりました。
動揺し、震える手で、とにかく救急車を呼びました。その間も何度も何度も娘の名前を呼びますが、娘の反応はありません。
救急車が到着するまでの時間はとても長く感じました。
「不思議心霊親神様、どうか娘を助けてください」
不思議心霊親神様とご縁をさせていただいていましたので、私はすがる思いで祈り続けました。
救急車が到着しました。
意識が戻ってほしい・・・車中でも無我夢中で、娘の名前を呼び続けましたが、反応はありませんでした。
搬送途中でドクターカーと合流し、医師が車内で緊急処置をしてくださり、娘はそのまま総合病院へ搬送されました。
とにかく意識が戻ってくれることを信じて、待合室で私は祈ることしか出来ませんでした。しばらくして救急処置室の扉が開きました。
医師から「意識が戻りましたよ」と聞いた時は、ほっとして、涙があふれ出ました。
不思議心霊親神様、助けていただき、本当にありがとうございました。
そう何度もつぶやきました。
意識の戻った娘は、まだボーっとしていましたが、徐々に会話ができるようになり、立ち上がり、歩くこともできるようになりました。
詳しい検査が必要ということで、娘は1週間ほど検査入院となりました。
入院中、私は特に夜が怖かったです。
眠っている娘が、また意識が戻らなくなるのではないかと、私は何度も何度も娘の様子を確認していました。
いくつかの検査を実施し、娘の症状について主治医から話がありました。
脳波に異常があり、てんかんであるとのことでした。
入院中、てんかんかもしれないというお話は伺っていたので、ある程度の覚悟はできていましたが、どこかでそうでないことを願っていただけに、診断名を聞いたときはやはりショックでした。
ただそれでも良性のてんかんで、治る見込みがあると聞き、希望が持てました。
しかしながら私は、娘がてんかんになったことに対して、私があの時強く叱ったせいではないのか、下の子の面倒ばかりをみていて娘のことをちゃんと見てあげられていなかったからではないのか、またいつどこで発作が起こるかわからない病気なので、親がいない時だったらどうしよう・・・などと勝手に悩み、要らぬ心配ばかりしていました。
子どもが病気になるということは、本人はもちろんですが、親にとっても苦しく辛いものであり、病気にさせてしまったと自分を責め、娘に対して申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
医師は定期的に診察して下さり、薬を出してはくれますが、忙しい医師に心の奥底の悩みや苦しみを打ち明けることは出来ませんでした。
私は、娘と前を向いてこの先を進んでいくためには、どうして娘はてんかんになったのか、これから私たちはこの病気とどのように向き合っていけばいいのか、そのことを知りたいと思い、不思議心霊親神様にメール相談させていただきました。
私達一家の古いご先祖様にも同じようにてんかんの方がいたことが分かりました。
そのご先祖様は、発作が治らず、苦しい思いをしながら、若くして亡くなられたということでした。
亡くなる時にその苦しみが消えるわけでは決してなく、亡くなってもまだあの世で苦しい思いをしていることを教えていただきま
した。
そしてそのような思いをされているご先祖様方がまだいらっしゃることも教えていただきました。
苦しんでいるご先祖様方がいることを忘れず、これからも不思議心霊親神様に相談させていただきながら、ご先祖様方に助かって
いただけるよう、心を向けていくようにと教えていただきました。
また、てんかんのあったご先祖様に対して、別のご先祖様方が辛く当たったり、その方の存在を隠そうとしてきたりしたそうです。周りには良いところばかりを見せ、見られたくないことに蓋をしてしまうところが私達先祖にはあり、今の私達にも同じような心が残っていることを教えてもらいました。
世間体を気にして娘の病気を隠したい気持ちがあり、今一番不安で苦しい思いをしている娘の心に寄り添うことが出来ていない、母親としてもっと堂々としなさい、そして娘を抱きしめて安心させてあげなさい、と母親としてのあり方も教えていただきました。
そして以前メール相談させていただいた時に、不思議心霊親神様は、私が周りの期待に応え、良い子でいようと何事にも頑張りすぎてしまうこと、そしてそれは、私自身が親から良い子でいること、優等生でいることを求められ、育てられてきたことも教えてくださいました。
そして私のように娘が頑張り過ぎて辛い思いをしないよう、また私が娘に無理をさせ過ぎないよう、娘はてんかんを授けてもらったというのです。
そのことを教えていただいた時はとても驚きましたが、ようやく目が覚めました。それまでは娘が病気なり、可哀想で申し訳ないことをしたと、この病気を悲観し、否定的にみていました。
しかしこの不思議心霊親神様の教えはそうではないのです。
娘の病気の原因を知らなければ、私は自分自身の経験から、娘に
「なんでこれが出来ないの?分からないの?」
「お母さんだって出来たのだから、あなたにだって出来るはず」
「もっと出来るように努力しなさい」
と過大なる圧をかけ、追い込んでいたと思います。
私と同じ苦しみを私は娘に与えてしまうことになるのです。
でも病気があるからこそ私は娘に寛容になれ、
「この位出来なくたっていい」
「それより今日も一日無事に過ごさせていただいたことに感謝」
と思えるのです。
今、娘は病気を発症してから3年近くなりますが、その後一度も発作で倒れることなく、元気に過ごさせていただいています。これも不思議心霊親神様のお陰です。
娘の病気を通して、病気の原因や向き合い方を教えていただき、娘も私も前向きになれ、心も身体も助けていただいたのです。
不思議心霊親神様、本当にありがとうございます。
子どもやご家族、ご自身の病気のことで悩んでいられる方は、ぜひメール相談をしてみてください。
病気の原因が分かるだけではなく、この先その病気とどのように付き合っていけばいいのか、どのように対応していけばいいのかが分かり、道が開けます。
(40代 女性)