自分では求めていないのに追いかけて来る苦労や難儀は辛いと感じるでしょう。
なんで自分ばかりが このような思いをしなければならないのかと嘆くでしょう。
そして周りの人を見ては羨ましいと思うでしょう。
しかし、それはやがて自分の身となり、無形の財産として残ります。
楽々の中には誠真実はなく、楽々の道に心定めもありません。
心定めの中にこそ、稔り多きものになって行くのであります。
そのように思えたら、苦労も感謝に変わって行き、
苦労の道を通ることも苦労ではなくなってくるはずです。