人間はとかく他人を見て通りたがるものです。
だから行く先を誤りやすいのです。
正しい道を通るためには、他人を見て通るのではなく、神様を見つめて通る心が大事なのです。
神様がいることを信じ切るほどに、心が澄み切って、純白になっていきます。
皆、他人のために信仰しているのではなく、自分のために信仰しているのです。
人の見ているところでやることは人に尽くすことであり、人の見ていない陰で尽くすことは、神につとめることなのです。
他人の顔色をうかがって通るということは、ちょうど左右に迷って、ジグザグ歩くようなものです。
そのようなことをしていると、後より来る者にどんどん追い抜かれてしまうでしょう。
理屈抜きで人に満足を与え、人を喜ばせることが出来たら、自分の思いが叶ってくるようになります。