この女性は、もうすぐ90歳になるという時に亡くなったそうです。
天寿を全うし、皆に大切にしてもらい、とても幸せな人生を送られたそうですが、ただ一つ心残りがあるのだそうです。
それは、子どもに常識的なことを教えてこなかった、ということだそうです。
自分は親から常識を教えてもらって、その通りにやってきたけれども、子どもにはそれを教えてこなかったのだそうです。
何故教えられなかったかというと、子どもに遠慮し、いろいろ言うことで嫌われたくなかったからだそうです。
だから、子どもは世間の風潮に流されてしまっているというのです。
そして、こうも言っていました。
霊界にきて、どんなに後悔してもどうにもならない。
たくさんの正しいことを教えてやればよかった。
それは後に財産となり、まっすぐな道に進めることになる。
黙っているのは楽だけれど、その子のためにはならず、何も残らない。
正しいことを教えるのは、我が子が間違った人生を歩まないようにするため。それが親の役目だと。
私のように霊界にきてから後悔しても遅い。生きている間に大事な常識を子どもさんにしっかり教えてほしい、と懇願していました。