人間の一生は難しいことばかりです。 その中でも人の欠点を許すのは、特に難しいことです。 責める心は獣の心です。 人を憎んだり、恨んだりしないことです。 特に劣等なのは、恩人に対する憎しみです。 恩人や親を憎むのは、愚の骨頂です。 しかし、その愚の骨頂が多いようです。...
人間の一生は難しいことばかりです。 その中でも人の欠点を許すのは、特に難しいことです。 責める心は獣の心です。 人を憎んだり、恨んだりしないことです。 特に劣等なのは、恩人に対する憎しみです。 恩人や親を憎むのは、愚の骨頂です。 しかし、その愚の骨頂が多いようです。...
叱る前にまず良い所を褒めてあげてください。 良い所を褒めて、まず相手の心を温めて、 相手の心を浮かしてから、 「君にはこんな良い所があるんだよ。人が真似できない良い所があるんだ。そこで君があの癖を直したら、もっと良くなると思うよ。」 こんな風に言われたら、相手はこちらの意見を受け入れるでしょう。
自信がないのに知ったふりをしたり、値打ち以上に自分を見せようとしたりする時、そんな時ほど自分があわれになる事はありません。 運転が出来ない人がハンドルを持つようなものです。 知らない科目を生徒に教えるようなものです。 こんな時は、無理をして気張らずに、知らないとはっきり言う方がいいでしょう。 分からない事は分かりませんと言いましょう。...
お互いに人間だから、間違いもあれば失敗もあります。 失敗したからといって責めてばかりいたら、相手は倒れます。 突き詰めてばかりいたら、相手は起き上がれません。 目が二つあるのは良い事、悪い事を見極める目、見直してやるため。 耳が二つあるのは良い事、悪い事を聞き分けの耳、聞き直してやるためとも悟れます。...
悪口を言われて腹を立てない人はいません。 本当のことを言われても腹が立ちます。 悪口を言われた人は、言った人を恨みます。 ましてや身に覚えのない事でしたらなおさら許す事ができません。 悪口とはそれほど罪が深いのです。 ですから悪口だけは絶対に言わないように気を付けましょう。 悪口や陰口を言う人は友達が減ってしまいます。...
負け上手、謝り上手は生き上手。 幸せになりたかったら、どんな時にも、どんな人にも早く謝ってみましょう。 謝らせた方が早く死に、謝った方が長生きすると言われているそうです。 悪い方が謝らず無理を通せば、正しい道理が引っ込んでしまいます。...
一言の言葉が人を生かしも殺しもすると言われています。 荒い言葉が乱れた家庭を作り、優しい言葉が明るい人生を作ります。 神様は「捨てゼリフ、切り口上、愛想づかし」が大嫌いです。 よく吠える犬が弱いように、すぐに大きな声で怒鳴り散らす人は気が小さく、頼りない心が現れていて、優しい言葉は優しい心から発せられます。 言葉は人格の代表なのです。
人に意見をする時、そんな時はまず「相手の言うことを十分聞いてあげること」が大切です。 全部相手の言うことを聞いてからでないと、どんな立派な意見でも無駄になってしまう場合があります。 例えばコップの中に醤油が半分入っています。 そこへお酒を入れたとしたら、とても飲めたものではありません。...