〇水子ちゃんの想い

この水子さんは、お母さんに「いらない」と言われたそうです。だから暗い所にいるそうです。 他にも「いらない」と言われた水子さんがたくさんいるそうです。想いをかけてもらえないので、お腹から出たそのままでいるのだそうです。どこにいっていいのかわからないのだそうです。...
四月の水子供養で宿った子を産むことが出来ずに堕ろしてしまったお母さんの想いを聞かせていただきました。 このお母さんは堕ろしてしまったことを「ごめんね、ごめんね」と何度も何度も子どもに謝っていました。 そして、たくさんの食べ物とあたたかい心をいただいて、ありがとうございますと感謝していました。...
月に一度の水子供養の時には、供養の前にお坊さんによる水子地蔵のご詠歌(仏教の教えを曲に乗せて唱える歌)をお唱えしています。 この水子さんは、そのご詠歌の声が聞こえたそうです。そのご詠歌の声に引き寄せられて神様のところに来られたそうです。...
この水子さんは、お母さんのお腹に少ししかいれなかったそうです。 病気だったそうです。 でも寂しくないし辛くもないのだそうです。 それはお母さんが自分のことをいっぱいいっぱい想っていてくれたからだそうです。 そして、お母さんのお腹の中にいたことをとても喜んでいました。 とてもうれしかったそうです。 何度も何度もうれしかったと言っていました。...
この水子さんは今お母さんのお腹の中にいて、お母さんの喜んでいる声が聞こえているそうです。 でも、もうすぐ自分はいなくなるのがわかるのだそうです。 それは、光が暗くなったから、いなくなるのがわかったのだそうです。 この水子さんの「想い」は、自分のことを覚えていてほしい。 忘れないでほしい。...
この水子さんはお母さんが大好きでした。 それはお腹の中でお母さんの愛情をいっぱい感じていたからだそうです。 だからお母さんの力になりたいと、どうしても生まれたかったそうです。 そのためにお腹の中でふんばってふんばっていたそうです。 でも、そのふんばりは叶いませんでした。 水子になってしまったのです。...
命を授かった子どもは、お腹の中でお母さんを感じているそうです。 それはへその緒で母子がつながっているからです。 このへその緒は、お母さんから栄養をもらうだけでなく、お母さんの優しい声や怒った声や笑った声や、悲しい心やうれしい心など色々な心が伝わるのだそうです。...
子どもは授かりものです。 生命の誕生は人間がどうすることもできません。 もし、人間の力でどうにかできるのならば、不妊や流産や病気で亡くなるということなどないのです。 命は何ものにも変えることのできない、最も尊いものなのです。 授かった命が何かしらの理由でこの世に生まれることができなかった水子さんは、真っ暗な所にいるのだそうです。...